Claudeの最新モデルの使い分けとは、業務の重さに応じてモデルの等級を割り当てる設計のことです。
事務所でClaudeを使い始めてから、モデルを選び直したことがあるでしょうか。最初に触ったものをそのまま使い続けている事務所が少なくありません。この記事では、Claudeの現行ラインナップを一次情報で整理したうえで、事務所の業務を4つの類型に分け、どの類型にどの等級を当てるかという判断基準を示します。本記事は士業のチカラ編集部が、公表されている一次情報のみを根拠に作成しています。法令の条文はe-Gov法令検索の原文で、行政の見解は各府省庁の公表資料で確認しています。モデルの仕様と価格は、Anthropicが公開しているモデル一覧の記載に基づきます。
Claudeの現行モデル一覧と、事務所が見るべき3つの数値
事務所がモデル表から読み取る値は3つに絞れます。単価、一度に渡せる量、応答の速さです。この3つは業務ごとに重みが違うため、すべての業務を同じモデルで処理すると、どこかが割高になるか、どこかで待たされます。
前掲のモデル一覧によると、現行の主要モデルは4つです。Claude Fable 5、Claude Opus 5、Claude Sonnet 5、Claude Haiku 4.5。このほかにClaude Mythos 5がありますが、招待制のプログラム向けで一般提供はされていません。Fable 5は一般提供が2026年6月9日に始まったと記載があります(出典: 前掲のモデル一覧)。
位置づけも公式ドキュメントに書かれています。Fable 5は広く提供されているモデルのうち最も能力が高いもの、Opus 5は複雑なエージェント処理と企業業務向け、Sonnet 5は速度と知能の組み合わせが最良のもの、Haiku 4.5は最速でフロンティアに近い知能を持つもの、という整理です。事務所の言葉に置き換えると、Fable 5とOpus 5が重い判断用、Sonnet 5が日常の主力、Haiku 4.5が量をさばく係になります。
単価は100万トークンあたりのドル建てで示されています。入力と出力の順に、Haiku 4.5が1ドルと5ドル、Sonnet 5が3ドルと15ドル、Opus 5が5ドルと25ドル、Fable 5が10ドルと50ドルです。Sonnet 5には導入価格が設定されており、2026年8月31日までは入力2ドル、出力10ドルで提供されると価格ページに記載があります。
一度に渡せる量は、Fable 5、Opus 5、Sonnet 5が100万トークン、Haiku 4.5が約20万トークンです。最大出力はFable 5、Opus 5、Sonnet 5が12万8千トークン、Haiku 4.5が6万4千トークンとされています。就業規則の全文、契約書の束、税務調査の資料一式をまとめて読ませる業務では、この差がそのまま作業の組み立てに効きます。分割して渡すと、前半と後半の整合を人が確かめる工程が戻ってきます。
応答の速さは相対比較として示されており、速い順にHaiku 4.5、Sonnet 5、Opus 5、Fable 5です。窓口で待たせながら使う用途と、夜間に回す用途では、ここの評価がまるで変わります。
そして士業の実務でいちばん効くのが、知識がどこで止まっているかです。同じ表の信頼できる知識のカットオフは、Opus 5が2026年5月、Fable 5とSonnet 5が2026年1月、Haiku 4.5が2025年2月と示されています。どのモデルも、それ以降の法改正や通達を知りません。条文をモデルの記憶から書かせない運用は、等級を上げても変わらない前提になります。この点はサービスをまたいでも同じで、ChatGPT・Claude・Geminiを業務別に使い分ける判断軸でも同じ結論に行き着きます。
もう一つ、モデルを変える前に触るレバーがあります。effortパラメータです。モデルの選び方には、effortは1つのモデルの中で知能と遅延・費用を交換する設定であり、モデルを切り替えるよりも良いレバーになることが多いと書かれています。Opus 5とSonnet 5では、Claude APIとClaude Codeで既定値がhighです。重く感じたらまずここを下げる、軽すぎたらここを上げる。等級の変更はその次です。
業務4類型でClaudeの等級を割り当てる判断軸
結論から書くと、事務所の業務は定型変換、下書き生成、長文読解、整合チェックの4つに分けると割当が決まります。4つで求められる能力の種類が違うため、価格順に上から当てるより、類型ごとに当てたほうが単価も手戻りも安定します。
類型1は定型変換です。議事録の体裁を整える、書式の違う資料を事務所の様式に寄せる、顧問先へのメール文面を型どおりに起こす、用語のゆれを統一する。判断がほとんど要らず、量が多く、速さが効く仕事がここに入ります。ここはHaiku 4.5の領域です。渡す資料が長大でなければ約20万トークンで足り、待ち時間の短さと単価の低さが、そのまま処理量になって返ってきます。
類型2は下書き生成です。顧問先への説明資料、事務所内の手順書、提案書のたたき台、セミナーの構成案。ある程度の構成力と文体の安定が要り、そのうえで本数を出す仕事です。ここはSonnet 5が扱いやすい位置にあります。速さの評価が上から二番目で、扱える量は100万トークン。日常業務の主力をここに置き、上下に振れたときだけ等級を動かす形にすると運用が単純になります。
類型3は長文読解です。就業規則の全文から改定漏れを拾う、契約書の束から同じ条項の書きぶりの差を抜く、明細書と先行技術文献を突き合わせる、過去の申告書と添付資料を通しで読む。ここで効くのは推論の深さより、渡した量の後半まで均等に見ているかどうかです。100万トークンを持つSonnet 5から始め、後半の取りこぼしが業務上致命的になる案件だけOpus 5に上げる、という二段構えが現実的です。資料の末尾にしか書かれていない事項を答えさせる検算を挟むと、どちらで足りるかが早く分かります。
類型4は整合チェックです。複数の資料の間で前提が食い違っていないか、長い手続の中で抜けた工程がないか、条件分岐の多い制度を当てはめたときに矛盾が出ないか。ここは深い推論が効くので、Opus 5の領域です。公式ドキュメントでも、Opus 5は複雑なエージェント処理と企業業務向けと位置づけられています。さらに上の能力が要る局面ではFable 5という選択肢がありますが、後述するデータ保持の条件が付くため、事務所では選ぶ前に確認する項目が増えます。
始め方には二つの入り方があります。前掲のモデルの選び方には、効率から入る方法と能力から入る方法が並記されています。効率から入る場合はHaiku 4.5で作り、要件を満たすか試し、足りない部分だけ上げる。能力から入る場合はOpus 5で作り、プロンプトを最適化し、そのうえでeffortを下げるか等級を下げていく。導入支援の現場で見る限り、定型変換と下書き生成は効率から、長文読解と整合チェックは能力から入ると、判断の回数が少なくて済みます。
この割当には、士業ならではの前提が一つ付きます。どの類型でも、外に出る成果物の最終確認は有資格者が行う工程として残す設計にすることです。Haiku 4.5で整えた文面も、Opus 5で拾った矛盾も、名前を出して顧問先に渡す段階では人の目を通す。等級を上げても、この工程は減りません。等級で減らせるのは、確認にかかる時間であって、確認そのものではありません。ハルシネーションの扱いについては生成AIのハルシネーション対策にまとめています。
顧問先の資料をClaudeに入れる前に決めておく3つのこと
最初に確認するのは契約形態です。Anthropicのプライバシーセンターには、Claude for WorkやAnthropic APIなどの商用プロダクトについて、既定では入力と出力をモデルの学習に使わないと明記されています。一方、Free・Pro・Maxといった個人向けプランは扱いが別で、モデル改善への利用を設定で選んだ場合や、安全性のレビューでフラグが立った場合には利用され得ると別記事に記載があります。事務所として使うなら、どのプランで契約しているかを先に確定させます。同じClaudeでも、契約形態が違えば前提が違います。
二つ目は、事務所内での操作の線引きです。上の商用向け記事には、親指の上下ボタンでフィードバックを送ると、その会話の全体が最大5年保存され、モデルの学習に使われ得ることも書かれています。TeamとEnterpriseでは、組織設定のデータとプライバシーの項目にあるRate chatsの設定で、メンバーがフィードバックを送れないようにできるとも記載があります。便利だからと押した一回が、想定と違う扱いを生む余地があるため、事務所として押さない運用にするか、管理者側で無効にするかを決めておきます。
三つ目が、この記事の主題と直結する論点です。モデルの選択が、データ保持の条件と結びついています。Anthropicのデータ保持に関するドキュメントによると、Claude APIではゼロデータ保持の取り決めを申請できますが、Fable 5とMythos 5は30日のデータ保持が要る対象モデルとされ、ゼロデータ保持では利用できないと書かれています。同ページには、Free・Pro・Maxの個人向けプラン、ConsoleとWorkbench、Claude TeamsとClaude Enterpriseの製品画面も対象外と示されています。保持されたデータは明示の許可なく学習に使われないこと、フラグが立った内容は最大2年保持され得ることも同じページに記載があります。つまり、ゼロデータ保持を前提に組んだ事務所では、最上位のFable 5を使う選択がそのまま前提を崩します。等級の話が、そのまま守秘義務の設計の話になるわけです。
守秘義務の根拠は資格ごとに置かれています。e-Gov法令検索で確認できる範囲では、弁護士法第23条が秘密保持の権利および義務を、税理士法第38条が秘密を守る義務を定めています。同じく公認会計士法第27条、司法書士法第24条、行政書士法第12条、社会保険労務士法第21条、弁理士法第30条にそれぞれ秘密を守る義務の規定が置かれています。中小企業診断士については、他の7資格と同じ形の資格法上の秘密保持規定を本記事では確認できませんでした(要確認)。実務では顧問契約の秘密保持条項と協会の倫理規程が拠り所になります。8士業の条文の読み方は士業の生成AIと守秘義務で個別に扱っています。
個人情報の側の規定も重なります。個人情報保護法第23条は安全管理措置を、同法第25条は委託先の監督を、同法第27条は第三者提供の制限を定めています。生成AIサービスへの入力については、個人情報保護委員会が注意喚起を公表しており、事務所の検討はここから始めるのが手堅い進め方です。顧問先の資料を入れる前の具体的な確認項目は顧客情報を生成AIに入力するリスクと対策に整理してあります。
事務所規程に落とすときは、モデル名ではなくデータ区分と等級の対応で書く運用例があります。公開情報だけを扱う作業、顧問先名を伏せた抽象化済みの情報を扱う作業、識別可能な情報を扱う作業。この三区分に対して、使ってよい契約形態と等級を紐づけておく。モデル名で書くと改版のたびに規程が古くなりますが、区分と等級で書けば新しいモデルが出ても対応表の一行を足すだけで済みます。
Claudeの使い分けを事務所の運用に落とす5ステップ
手順は5つです。棚卸し、割当、データ区分との突き合わせ、検算の標準化、月次の見直し。この順に進めると、担当者が変わっても同じ判断ができる状態になります。
第一に、業務の棚卸しです。事務所で生成AIに投げている作業を書き出し、さきほどの4類型に振り分けます。ここは頭で考えるより、Claude自身に整理させたほうが早く進みます。
あなたは士業事務所の業務設計を手伝うアシスタントです。
以下の作業一覧を、次の4類型に分類してください。
1. 定型変換(判断がほぼ不要・量が多い・速さが効く)
2. 下書き生成(構成力と文体の安定が要る・本数を出す)
3. 長文読解(渡す資料が長い・後半の取りこぼしが致命的)
4. 整合チェック(複数資料の矛盾検出・条件分岐が多い)
分類のあとに、各作業について次を出力してください。
- 判定の根拠(30字以内)
- 1回あたりに渡す資料の想定分量(少・中・大)
- 有資格者の最終確認が必須かどうか
【作業一覧】
(ここに事務所の作業を箇条書きで貼る。顧問先名は伏せてA社・甲などに置き換える)
第二に、類型ごとに等級を割り当てます。定型変換にHaiku 4.5、下書き生成にSonnet 5、長文読解にSonnet 5から始めてOpus 5へ、整合チェックにOpus 5。これを事務所の初期値として置き、例外だけ個別に決めます。最初から精密に決めようとすると進まないので、粗い初期値を置いて回しながら直すほうが早く落ち着きます。
第三に、データ区分と突き合わせます。割り当てた等級と、そこに入れるデータの区分が規程と整合しているかを確認します。ここで、ゼロデータ保持を前提にしている事務所ではFable 5が使えないといった制約が表に出ます。制約が先に見えていれば、後から設計を壊さずに済みます。
第四に、検算を標準化します。長文読解と整合チェックでは、出力をそのまま信じない工程を型として持っておきます。
以下の資料を読み、指示に答えてください。
回答には必ず、根拠となった箇所の見出し名と、その前後の原文を20字以上そのまま引用して添えてください。
資料内に根拠が見当たらない場合は、推測で補わず「資料内に記載なし」と明記してください。
【設問】
1. 資料の末尾(最後の見出し以降)にのみ書かれている事項をすべて列挙してください。
2. 同じ論点について、前半と後半で書きぶりが異なる箇所を指摘してください。
3. 数値・日付・固有名詞のうち、原文と一致することを確認できなかったものを列挙してください。
【資料】
(ここに全文を貼る。顧問先の識別情報は伏せる)
この型を使うと、後半の取りこぼしと引用の捏造が同じ手順で見つかります。第一問に正しく答えられないモデルは、その資料量に対して等級が足りていないという判断材料になります。
第五に、月次で見直します。見るのは二つだけです。等級ごとの利用額と、手戻りの発生回数。等級を下げても手戻りが増えないなら下げたままにし、手戻りが増えたなら戻す。effortの調整で吸収できる範囲なら等級は動かさない。この判断を月次で回すと、半年ほどで事務所の型が固まります。
一連の運用は、事務所ごとの資料や文体をあらかじめ持たせた作業場所と組み合わせると安定します。Claudeでの具体的な組み立てはClaude Projectsを士業事務所で使うにまとめました。どの工程でも、外に出る成果物の最後は有資格者が確認する。その一行を手順書に書き込んでおきます。
よくある誤解と、事務所で起きやすい失敗の型
誤解の一つ目は、上位モデルを使えば確認工程を薄くできるという読みです。等級が上がると出力の質は上がりますが、条文の記憶が新しくなるわけではありません。前掲のとおり信頼できる知識のカットオフは各モデルで異なり、いずれも執筆時点より前で止まっています。改正直後の論点ほど、原文で確かめる工程の重みが増します。
二つ目は、安いモデルに寄せればコストが下がるという読みです。単価は下がりますが、取りこぼしを人が拾い直す時間が増えれば、事務所全体では逆転します。士業の原価は人の時間なので、単価の比較だけで結論を出すと判断を誤ります。ツール選定全体の考え方は士業の業務効率化AIツール比較で5つの軸に分けて扱っています。
三つ目は、モデルを固定したまま動かさない運用です。公式にはモデルを切り替えるより先にeffortを触ることが勧められており、固定運用はこの安価な調整手段を捨てている状態になります。
失敗の型としてよく聞くのが三つあります。一つは、事務所規程に特定のモデル名を直接書き込んでしまい、モデルの更新のたびに規程改定が要る状態になる例。二つ目は、ゼロデータ保持を前提に説明していたのに、最上位モデルを使った結果として保持条件の異なる経路が生まれる例。三つ目は、担当者ごとに好きなモデルを使う野良運用が広がり、誰がどの等級に何を入れたのか追えなくなる例です。いずれも、等級とデータ区分の対応表を一枚置いておけば起きにくくなります。
この使い分けが今後どこで揺れるか
論点は二つあります。一つは、等級の境目が動くことです。Sonnet 5に導入価格が設定されているように、価格と性能の対応関係は固定ではありません。事務所の割当をモデル名で持つと、更新のたびに作り直しになります。類型と等級で持ち、モデル名は対応表の値として持つ形にしておくと、更新の影響を一箇所に閉じ込められます。
もう一つは、データ保持の条件がモデルごとに分かれ始めたことです。Fable 5とMythos 5に30日の保持要件が付いたことは、性能とデータ条件が一体で動く合図とも読めます。今後どちらへ振れるかは公開情報からまだ読み切れません。事務所としては、性能の比較表とは別に、契約形態とデータ条件の対応表を持っておくと、次の更新でも判断が早くなります。
よくある質問
事務所でまずどのモデルから始めればよいですか
日常業務の主力はSonnet 5から始める形が扱いやすいです。速さの評価が上から二番目で、扱える量が100万トークンあるため、下書き生成と長文読解の両方を一つの等級でこなせます。そのうえで、量が出る定型作業をHaiku 4.5に落とし、矛盾検出だけOpus 5に上げると、三段構成が自然にできあがります。
常に最上位のモデルを使えばよいのではないですか
コストとデータ条件の二つで割に合わなくなる場面があります。前掲の価格ページのとおり、Fable 5の単価はHaiku 4.5の十倍の水準に置かれています。加えてFable 5とMythos 5は30日のデータ保持が要る対象モデルとされ、ゼロデータ保持の取り決めでは使えないと公式ドキュメントに書かれています。上位固定は、費用と規程の両面で制約を呼び込みます。
モデルを変えるのとeffortを下げるのは、どちらが先ですか
公式ドキュメントは、モデルを切り替えるよりeffortの調整のほうが良いレバーになることが多いと述べています。Opus 5とSonnet 5ではClaude APIとClaude Codeで既定値がhighなので、重いと感じたらまずここを下げて様子を見る順序が理にかなっています。
Claudeに入れた顧問先の資料は学習に使われますか
契約形態によって扱いが分かれます。Anthropicのプライバシーセンターには、Claude for WorkやAnthropic APIなどの商用プロダクトでは既定で入力と出力を学習に使わないと書かれています。個人向けのFree・Pro・Maxは別扱いで、設定でモデル改善への利用を選んだ場合などには使われ得ると記載があります。まず自事務所の契約プランを特定してから、そのプランの記載を読む順序になります。
法改正の内容をClaudeに聞いてよいですか
改正の有無や条番号をモデルの記憶から書かせない運用が前提になります。公式表の信頼できる知識のカットオフは、Opus 5が2026年5月、Sonnet 5が2026年1月、Haiku 4.5が2025年2月とされており、それ以降の改正は学習に含まれていません。条文はe-Gov法令検索の原文で確認し、Claudeには読み込ませた原文の中から抽出させる使い方に寄せると、条ずれの事故を避けやすくなります。
8士業で使い分けの基準は変わりますか
基本の4類型は共通で、業務の分量と機微度の比重が資格によって変わります。就業規則や契約書のように長文を通しで読む場面が多い社会保険労務士や弁護士は長文読解の比重が高く、明細書と文献の突き合わせが日常の弁理士は整合チェックの比重が高くなります。守秘義務の根拠条文が資格ごとに置かれている点も、規程の書き分けに影響します。
まとめ
Claudeの最新モデルの使い分けは、性能の優劣を比べる作業ではなく、事務所の業務を4類型に分けて等級を割り当てる設計の作業です。定型変換にHaiku 4.5、下書き生成にSonnet 5、長文読解はSonnet 5から始めてOpus 5へ、整合チェックにOpus 5。最上位のFable 5には性能だけでなくデータ保持の条件が付くため、事務所では規程との整合を見てから採否を決める対象になります。そして、どの等級を使っても、外に出る成果物の最終確認は有資格者の工程として残す。この一行が、使い分けの設計を守秘義務の設計と地続きにします。
参考文献
- Claude Platform Docs Models overview
- Claude Platform Docs Choosing the right model
- Claude Platform Docs API and data retention
- Anthropic Privacy Center Is my data used for model training?(商用プロダクト)
- Anthropic Privacy Center Is my data used for model training?(個人向けプロダクト)
- Anthropic 商用利用規約
- 個人情報保護委員会 生成AIサービスの利用に関する注意喚起等
- e-Gov法令検索 個人情報の保護に関する法律
- e-Gov法令検索 弁護士法
- e-Gov法令検索 税理士法
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本記事の作成体制について
本記事は士業のチカラ編集部が、公表されている一次情報のみを根拠に作成しています。法令の条文はe-Gov法令検索の原文で、行政の見解は各府省庁の公表資料で、それぞれ確認したうえで記載しています。引用元は本文中および参考文献にすべて明示しています。
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