世界会計士会議2026のオンライン参加登録開始、AIも議題にソウル開催

日本公認会計士協会が2026年9月30日、11月17日から19日にソウルで開かれる世界会計士会議のオンライン参加登録開始を公表。隔年招待制の新形式と、AI・サステナビリティなどの議題を整理します。

世界会計士会議2026のオンライン参加登録開始、AIも議題にソウル開催

日本公認会計士協会は2026年9月30日、世界会計士会議のオンライン参加登録開始を公表しました。

日本公認会計士協会(JICPA)は2026年9月30日、国際会計士連盟(IFAC)が主催する「2026年世界会計士会議(WCOA 2026)」のオンライン参加登録が始まったと、会員向けのお知らせで公表しました。会議は2026年11月17日から19日まで韓国・ソウルで開催予定で、会計・監査、サステナビリティ、AIといった課題が議論される見込みです。本記事は士業のチカラ編集部が、公表されている一次情報のみを根拠に作成しています。JICPAのお知らせとIFACの公式ページを確認し、事実関係を整理しました。会計士はもちろん、税理士や社労士など、企業の開示や監査に関わる士業の方の情報収集にも役立つ内容です。

何が公表されたか:JICPAのお知らせと開催概要

JICPAのお知らせページによると、今回の会議は2年ごとの招待制という新しい形式で初めて開催されます。あわせて、JICPA会員だけでなく関心のある一般の方にも、オンラインで参加できる機会が設けられたと説明されています。お知らせは、世界の会計職業専門家が会計・監査、サステナビリティ、AIをはじめとする重要課題を議論する機会だと位置づけています。詳細と申し込みについては、IFACの公式サイトで確認したうえで各自が申し込む形です。

IFACの公式ページには、より詳しい情報が掲載されています。開催日は2026年11月17日から19日、開催地は韓国・ソウルで、韓国公認会計士協会(KICPA)とIFACが共同で主催します。会議のテーマは「Together for a Connected Tomorrow」です。現地参加は招待制で、600人を超える会計専門家や関係者の参加が見込まれているとされています。一方、オンライン参加は一般に開かれており、メインステージのライブ視聴と、あとから見られるオンデマンド録画が用意されると記載されています。オンライン参加の登録はイベント運営プラットフォームのWhovaを通じて受け付けられています。

新形式の背景:過去の開催との違い

IFACのページによると、WCOAは2026年から2年ごとに開かれる新しい形式に移行します。過去の開催地としては、2022年のムンバイ、2018年のシドニー、2014年のローマ、2010年のクアラルンプールが挙げられています。今回のソウル大会は、招待制と隔年開催という新形式での最初の会議です。

JICPAのお知らせも、この点を「初めて開催される」と明記しています。従来の形式との具体的な運営上の違い、たとえば参加費や招待の基準については、私たちが確認した範囲の公表資料には記載がなく、詳細は要確認です。

士業事務所にとっての論点

このお知らせは、法令の改正や手続の変更を伝えるものではありません。事務所の書式やスケジュールが直ちに変わるわけではなく、影響は情報収集の機会という範囲にとどまります。そのうえで、議題として挙げられているテーマには、士業の業務と接点のあるものがあります。

IFACのページは、講演や議論のテーマとして、AIの導入、人材の確保、監査の品質、サステナビリティ基準、金融の信頼性を挙げています。基調講演者としては、サムスンの会長であるShin Je-yoon氏、米国公認会計士協会(AICPA)のTom Hood氏、PwCのWes Bricker氏の名前が紹介されています。会計士にとっては、監査品質やサステナビリティ開示の国際的な議論の動きを知る機会になり得ます。

会計士以外の士業にとっても、AIの導入や人材確保は事務所経営に共通するテーマです。海外の会計職業界がAIをどう位置づけて議論しているかは、自所のツール選定や運用方針を考える際の参考材料になる可能性があります。ただし、セッションの具体的な内容や資料の公開範囲は、現時点の公表情報からは確認できません。

また、AIを扱うセッションを視聴する場合でも、事務所で得た知見をそのまま顧客業務に適用するのではなく、守秘義務や個人情報の取扱いを定めた自所の規程と照らし合わせて確認する段階を挟む、という進め方を採る事務所があります。会議の議論は各国の制度や慣行を前提にしているため、日本の法令や職業倫理への当てはめは別途の確認が必要です。

今後の予定と確認の進め方

開催日は11月17日から19日と示されています。オンライン参加を検討する場合の確認事項としては、次のような点が考えられます。

  • IFACの公式ページで、プログラムと登壇者の最新情報を確認する
  • 登録ページで、オンライン参加の条件と視聴できる範囲を確認する
  • セッションごとの開始時刻をプログラムで確認する
  • JICPAからの続報や会員向けの案内が出るかを確認する

ライブで視聴できない場合については、オンデマンド録画が用意されると記載されており、選択肢の一つになります。

まとめ

日本公認会計士協会は2026年9月30日、2026年世界会計士会議のオンライン参加登録が始まったと公表しました。会議は11月17日から19日にソウルで開かれ、2年ごとの招待制という新形式での初開催です。会計・監査、サステナビリティ、AIが主な議題とされ、オンラインでは一般の方もライブ視聴とオンデマンド視聴ができると、IFACのページに記載されています。制度変更を伴う内容ではありませんが、国際的な議論の動向を把握する機会として、公式ページで詳細を確認する段階にあります。

参考文献

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引用元: 日本公認会計士協会

本記事の作成体制について

本記事は士業のチカラ編集部が、公表されている一次情報のみを根拠に作成しています。法令の条文はe-Gov法令検索の原文で、行政の見解は各府省庁の公表資料で、それぞれ確認したうえで記載しています。引用元は本文中および参考文献にすべて明示しています。

本記事には特定の資格者による監修は入っていません。個別の事案について法令の当てはめや手続の可否を判断する必要がある場合は、当該分野の有資格者にご相談ください。本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、個別具体的な法律判断・税務判断・労務判断を提供するものではありません。

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